本日の物件は10月31日に掲載させていただいた「東京都M様邸」です。
滞りなく上棟が終わり、その後も順調に大工工事が進んでいます。
前回の紹介で触れさせて頂きましたが、敷地は接道する前面道路よりも下がっています。
外観
2階バルコニーに掛ける階段から玄関に入ります。道路からは2階のサッシ(窓)は見えない様にして有り、プライバシーを重視した外観となります。
屋根
屋根材を施工する前に防水用のアスファルトルーフィングを敷き詰めました。
軒天通気見切り
下から見上げた際に屋根が薄くスッキリと見える様に納め、併せて通気をするための見切り材も小さくし、道路から見えない敷地の奥であっても外観を美しく見せる事を心掛けております。
玄関ポーチ
通常の1階からのアプローチをする玄関でなく、前面道路の急勾配や敷地との高低差を活かした外階段から上がるバルコニー兼用の玄関ポーチから入る2階玄関です。
玄関①
通常の玄関床は土間ですが、このお住まいはバルコニーと同じFRP(繊維強化プラスチック(Fiber Reinforced Plastics)の頭文字をとったもの)防水床。
玄関ホールの床材との段差は通常18cmほどありますがもっと低く抑えた6cm。低くスッキリを納まる上がり框。
玄関②
木材が水分を吸いにくい様に木材の垂直面にFRP防水施工
2階リビング
仕切るモノが一切ない広く見えるLDK。
この後断熱材が入り、石膏ボードが貼られてくるとまたイメージが変わってきます。
リビングはアウトリビングとしての利用も含めたバルコニーを併設。
空間の広がりは更に増します。
天井・屋根下地・鋼製火打ち金物
大空間をとった2階リビング、構造のゆがみをおさえます。
2階のバルコニー
建築基準法で定められている1m10cmの腰壁の高さを2mまで高くし、周囲からの視線をきる事でLDKの寛ぎの空間を外部まで拡げ、プライバシーを確保しつつ開放的にするフィルターにしています。
1階居室(子供部屋)
フローリングは既に施工されており、キレイに養生ボードが敷き詰められています。また清掃も行き届いています。
1階居室(主寝室)
壁掛けTV用の壁下地を施工し、職人さんがコンセントの位置出しをしています。